稲荷大社についての記事を間に入れたので、なんのこっちゃ状態ですし、8月になったので1ヶ月続く祇園祭も終わりましたが、ここでは祇園祭りについてまだ続きますよ~
11番目は伯牙山(はくがやま)で、別名琴破山(ことわりやま)。
琴にまつわる山で、2つの話が元になったと言われています。
1つは伯牙という琴の名手と友人鐘子期のお話。
伯牙は琴の名手で、親友の鐘子期は伯牙の琴の音色を愛し、理解していました。親友の鐘子期が亡くなったことを聞き、伯牙は嘆き悲しみ、琴の弦を断ったという故事を表しています。
このお話から親友という意味の「知音」という言葉が生まれました。
もう1つのお話は中国の琴の名手の戴逵(たいき)が王の命令で琴を弾くのを良しとせず、琴を割って壊したというお話です。
伯牙山の人形は伯牙で斧を持ち、琴を壊そうとしているところを表しています。
12番目は芦刈山です。
謡曲の「芦刈」がモチーフになっています。
貧しいことが原因で妻と別れ、難波の浦で芦を刈る老翁が、妻との再開をはたす夫婦和合の姿を表しています。
山には芦の造花が飾られます。
ご神体の古衣装の綾地締切蝶牡丹文片身替小袖は山鉾の中で最古の衣装(室町時代)で、重要文化財です。
ご神体とか衣装とか飾られている状態が見たい場合は、やっぱり山鉾巡行に行かないとですね~
13番目は月鉾~
鉾頭に新月型(みかづき)を付けているところから月鉾と呼ばれています。
鉾の一番上の所、よ~く見るとわかります。
提灯に月の文字がデザインされていて、好きです♪
わかりやすい!
月鉾は山鉾32基の中で、最大であり、重い鉾です。
真木の天王座の所には月読尊がお祀りされています
ぺぐねこは月が好きなためか、つい惹かれる鉾です。
続く