今年の山鉾巡行の14番目は山伏山~
御神体が山伏なので、山伏山と呼ばれるようになりました。
御神体は平安時代の修験者の浄蔵だと言われており、霊験あらたかで数々の逸話が残されています。
京都の法観寺八坂塔が傾いた時に法力で直したと言われたり、父の三善清行が亡くなってその葬儀が一条戻橋に差し掛かった時に生き返らせたと言われ、その時に渡っていた橋を一条戻橋と呼ぶようになったと言われています。
ちなみに一条戻橋といえば、堀川通沿い清明神社の近くにありますが、陰陽師安倍晴明の奥さんが晴明がつかう式神を嫌がったので、この橋の下に式神を隠しておいたなんていう話も伝えられています。
戻り橋の名前から、お嫁に行く人にとってはは戻るなんていうのは縁起が悪いということで、通らないようにしたとか、旅に出る方などは縁起をかついで渡っていった橋です。
由来とかを調べていくと、1つの物語や言い伝えが、色んなところに繋がっているのを発見するのも、面白いですね(^-^)